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ツレがうつになりまして。 [映画]

細川貂々原作のイラストエッセイの映画化。

あらすじは、こんな感じ。

晴子(宮﨑あおい)は、自分の作品に自信がない売れない漫画家。
美術系の専門学校で出会った、IT関係の会社に勤めるツレ(堺雅人)と結婚し、
イグアナのイグと一緒に暮らしている。
几帳面を絵にかいたようなツレだったが、ある日から食欲をなくし、元気をなくしていく。
ツレはうつ病と診断される。
ツレのうつ病の原因は会社にあると思った晴子は、会社を辞めさせるが、
ツレは精神的に浮き沈みのある日々を送っていく…  という感じ。
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ユーモアがあり、軽いタッチで進んでいくストーリー展開ですが、
もし家族にうつ病患者がいたら、こんなにほのぼのと過ごせるのだろうかと思ってしまいました^^;。
ひとえに、才能ある妻が本気を出して仕事とツレとの将来を考えた結果なのではと。
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夜明けの街で [映画]

私が観る映画のジャンルは、
コメディ・恋愛もの・ミステリーの大体3つです。
今回は東野圭吾原作のミステリーということで、こちらの作品を観ることにしました。

あらすじはこんな感じ。
渡部(岸谷五朗)は不倫なんて馬鹿がするものだと思っていた。
しかし、派遣社員の秋葉(深田恭子)と出会い、一線を越えてしまってから、
不倫にのめりこむようになっていく。
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やがて渡部は、秋葉が幼いころに自宅で起きた事件の時効を気にしていることを知る。
殺人事件の被害者に対して、強い憎しみを感じていた秋葉。
渡部は、秋葉が殺人事件の加害者ではないかと疑うが、その真相は…  という感じ。

大半が、渡部と秋葉が逢瀬を重ねるシーンで、
ミステリーの部分は分量が少なく、「?」という感じ。
せっかくの謎ときが駆け足かなという感じでした。


それにしても、渡部の妻役の木村多江さんの演技が
ホラー映画かというくらいぞっとしました^^;。
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全てを悟りながらも旦那を泳がせ、いざというときには
ぞっとするような表情で旦那に釘を刺す…  


…女って、怖いかも…

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木洩れ日の家で [映画]

2007年のポーランド映画。
日本では今年の春からミニシアター系で上映されています。
水戸でもこの3連休から2週間限定で公開されているので観てきました。

あらすじは、こんな感じ。

アニェラ(ダヌタ・シャフラルスカ)は、戦前からある古い大きな家に
フィラという名の犬と暮らしている。
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孫娘が「あばら家」と言うその家には、
息子と孫娘が年に2度ほどしか訪れない。
息子はアニェラの知らないところで、アニェラの家を更地にして、隣人の成金に売り払おうとしている。

少し気難しいアニェラの趣味は、
隣の成金の家と、音楽教室を主宰するカップルの家をのぞき見すること。
しかし、自分の人生の終わりと、息子の不穏な動きを察したアニェラは
家を残すためにある方法に出るが…       という感じ。


全編モノクロの作品ですが、
とても陰影がきいていて、美しい作品でした。
モノクロだからこそ、主人公アニェラの老いも際立ったのではないかと思いました。
アニェラは理想の人生の幕引きを得ることができたようですが、どこかせつない感じ。
理想の人生の幕引きって、何だろうなと思わせる作品でした。
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武士の家計簿 [映画]

久しぶりに映画を観てきました^^。

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加賀藩の御算用者として代々仕えている猪山家の八代目
猪山直之(堺雅人)は、剣は苦手でも
そろばんの腕は「そろばんバカ」と言われるほどだった。

やがてお駒(仲間由紀恵)を妻にもらいうけ、
一男に恵まれるが、
息子の4歳の祝いの準備中に、猪山家に年収の2倍の借金が発覚する。
(この映画の事件はこれだけです^^;)
直之は、家の家財道具をすべて売り払い、
質素倹約を心がけて、借金返済に励むが… というストーリー。

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質素倹約の生活の中で、
直之と息子は修復が難しい関係になっていくのですが、
あることがきっかけで、息子は直之を見直すことになります。

まったりとしたとてもいい作品だったと思います^^。
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マザーウォーター [映画]

久しぶりに映画。

小林聡美・もたいまさこ出演の「マザーウォーター」を観てきました。
「かもめ食堂」「めがね」「プール」と同じプロジェクトによる作品だそうです。
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舞台は京都。
3人の女性(小林聡美・小泉今日子・市川実日子)は、
水の美しい土地を生かして、
ウィスキーしか出さないバー・コーヒーしか出さない喫茶店・豆腐屋を営んでいます。
その3人を軸としたゆるゆるとした人間模様です。

「かもめ食堂」「めがね」「プール」の好きな方には
きっと楽しめるに違いない「年中行事」のような映画です^^。
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私は、大好きなもたいまさこ狙いで映画を観てきましたが、
今回ももたいまさこは、仙人のような役でした。
やっぱりもたいまさこは最高です^^。

フードコーディネーターは、このプロジェクトではおなじみの飯島奈美さんでしたが、
彼女の料理の出てくる場面が
もたいまさこが自宅で一人ごはんをするシーンと
小林聡美がカツサンドをお店の常連さん(加瀬亮)に出すシーンのみだったので、
もう少し見たかったなぁというのが正直な感想です。
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食べて、祈って、恋をして [映画]

ジュリア・ロバーツ主演の最新作。
実在の小説家の自分探しの話です^^。

あらすじは、こんな感じ。

小説家のエリザベス(ジュリア・ロバーツ)は、
6年間連れ添った夢見がちな夫との未来に疑問をもち、離婚をする。
すぐに知り合った役者と恋に落ち、同棲を始めるが、
恋愛依存気味のエリザベスに
相手の男性は「距離をおこう」と提案する。
自分自身を見つめることをしてこなかったことに気付いたエリザベスは、
1年間の旅に出ることにする。

まず、イタリアでは太ることを気にせずに食べ、
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インドでは、役者との同棲がきっかけでめぐりあったグルのもとで祈った。
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そして、パリでは運命の出会いをするが…
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と、いう感じ。


この映画のように、1年間も自分探しの旅ができたらいいだろうなと思いつつ、
でも、そこまで考えることはあるかなと思う私なのでした^^;。
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トイレット [映画]

今日から、コメント欄を復活します。
またよろしくお願いしますね^^。

コメ欄復活第1弾は映画です。
最近見た映画、もたいまさこ主演の「トイレット」です。
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実は、私がナチュラル系ファッションをする上で
お手本にしたいのが、この方の映画での着こなしなのです。
この方は、50代後半にもかかわらず、
4年前の映画「かもめ食堂」では、
北欧ブランドで色遣いが大胆なマリメッコのワンピースを普通に着こなし、
「めがね」「プール」でも、ナチュラルなファッションをいろいろと着こなしています。
私もこんなふうに、年齢不詳でいたいです。

ちなみに私が他に憧れている50代は、萬田久子さんです。
彼女のファッションはナチュラル系ではありませんが、
彼女のファッションも、自分のカラーが出ているので好きです。
もたいまさこと萬田久子。けっこうギャップがありますけどね…^^;。


さて、映画のあらすじ。

日本人の母親を持つイギリス人の3兄妹の元に、
ばあちゃん(もたいまさこ)が現れる。
やがて、兄妹の母親が亡くなり、
英語の全く通じないばあちゃんと兄妹の奇妙な生活が始まるが… という感じ。

ばあちゃんは、映画の中では一言しか台詞がないのですが、
それでもなぜかコミュニケーションが取れているのが不思議。
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おもえば、もたいまさこは
「かもめ食堂」や「プール」でも、英語が一言も話せないのに、
なぜか外国人とコミュニケーションがとれるという不思議な役柄でした。

でも、もたいまさこだからこそ、できる演技なのでしょうね。
なんだか妙に納得します。
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FLOWERS [映画]

資生堂とのタイアップのこの映画。
何度も映画のシーンがCMで流れるので、
気になって観に行ってしまいました^^。

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ちなみに、この映画。
個人的には、人間関係を公式サイトで予習した方が分かりやすいかと思います。
どうしても6大女優の共演のため、
登場人物によっては、予習がないと基本設定が分かりません。

人間関係と設定ですが、
この話はある一族の女性のお話です。
一族と言っても、そんなにすごい一族というわけではありません。

まず、蒼井優の役名は凛。昭和11年の頃の
まだ女性が自立をしていなかった時代を生きています。

凛の産んだ子供は3人で、全て女性です。
長女は竹内結子、次女は田中麗奈、三女は仲間由紀恵です。
物語の時代設定は、昭和30年代後半から、50年代前半に変わります。

竹内結子の役名は薫。
大学時代に大学教授に見染められ、
卒業後に結婚して専業主婦という設定です。
ちなみにこの設定は、予習なしでは理解できません。

田中麗奈の役名は翠。
男勝りの出版社の編集者で、
恋人にプロポーズされ、仕事か家庭かで葛藤するという設定です。

仲間由紀恵の役名は慧(さと)。
専業主婦で、もともと体が弱く、
2人目を妊娠中で、出産には命の危険が伴うかもしれないという設定です。

慧の産んだ子供がやはり女性2人で、
長女は鈴木京香、次女は広末涼子です。
物語の時代設定は、平成21年になります。

鈴木京香の役名は奏(かな)。
ピアニストにはなったものの、自分の才能に限界を感じていた矢先に、
別れた恋人の子供を身ごもったことに気付いたという設定です。

広末涼子の役名は佳。
表向きは、明るい専業主婦ですが、
慧の命と引き換えに産まれてきたという、重い十字架を背負っているという設定です。

…とまぁ、基本的設定を紹介するだけで、こんなに長いんですよ^^;。

これ以上書くと、もうネタばれになっちゃいますので書きませんが、
主要メンバーが6人も出てくるので、
それぞれが描き切れていない感はありますが、
ラストはさわやかな気持ちになれる映画です。
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ダーリンは外国人 [映画]

小栗左多里原作の漫画の映画化。
この原作が好きな私としては、待望の一本でした。
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あらすじはこんな感じ。
漫画家を目指すさおり(井上真央)は、英語が大の苦手。
そんなさおりは、
日本語ペラペラの語学オタクのトニー(ジョナサン・シェア)と恋に落ち同棲を始める。
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しかし、文化の違いや個性の違いで
2人はすれ違って行くが…  という感じ。

原作の中で、私が爆笑した一言が
映画の中でも使われていました^^。
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乗りたかったバスに追い抜かれたと
がっかりするさおりにトニーが一言。

「抜かれるなら、度肝がいいよね」

さすが語学オタクという感じですが、
実際にこんなことを外国人に言われたら、脱力でしょうね^^;。
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ソラニン [映画]

宮﨑あおい主演の映画。
原作は漫画です。

あらすじは、こんな感じ。
OL2年目の芽衣子(宮﨑あおい)は、
大学時代の軽音サークルで知り合った
音楽への夢を捨てきれないでいるフリーターの種田(高良健吾)と同棲している。
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窮屈な毎日に嫌気がさした芽衣子は、ある日突然会社を辞めてしまう。

やがて、種田はバンド活動に本腰を入れだし、
「ソラニン」という曲のデモCDを作る。
それがある音楽プロデューサーの目に留まるが、
舞い込んだ仕事は、グラビアアイドルのバックバンドとしてのデビューだった。
種田の答えを待たずに、デビュー話を断る芽衣子。

この出来事をきっかけに、バンド活動をやめることになった種田に不幸が訪れる。
遺された芽衣子は、
種田の遺した歌を引き継ごうとするが… という感じ。
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終始、淡々と進んでいく映画ですが、
観ていて、とてもさわやかな印象を受けました。
芽衣子の同棲相手の種田は事故で亡くなってしまうのですが、
そのあたりも、とても淡々と進み、
芽衣子は再生への道を歩き始めます。


宮﨑あおいファンには、必見の作品だと思います。
OLから、自由の身になったときのあおいちゃんの変化は
とても表現力豊かだったと思います^^。
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