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#9 術後2日目~術後5日目 退院 [肺腫瘍闘病記]

術後2日目。
手術についての詳しい説明は、私が聞く前にぢろ母に聞かせないようにとお願いしていたので、
(ぢろ母は、がんのサバイバーだけでなく、元ナースでもあります)
朝食後のまだぢろ母が来ない時間に、主治医から説明がありました。

肺の組織を取って簡易検査をした結果、良性と判断したため
良性腫瘍の部分を切除するのみの縮小手術を行った。
経過が良好のため、日曜日(手術日が火曜日だったので、術後5日)には退院できるだろう。
摘出した腫瘍の分析は3週間かかるので、最終的な診断名はその後確定する。 と。

説明後、点滴の管とドレーン菅が外されました。
夕方には麻酔の管も取れ、自由になれるとのこと。
麻酔の代わりに痛み止めが翌日から処方されるとのことでした。

この日は、患部周辺の筋肉痛に悩まされました。
前日の夕方にまた麻酔の副作用で吐き気が出て、夕食が食べられなかったため、
麻酔の量が半分に減らされていたのです。
横隔膜の周辺の筋肉と腹筋が、無意識に傷をかばっているために痛み、
ベッドから起き上がるのが苦痛でした。


術後3日目。
管のついていない状態で、病棟のフロアの歩行練習をするのは初めてでしたが、
体が急に軽くなり、歩きやすくなりました。
前日は日曜日に退院なんて無理だと思っていましたが、
大丈夫かもしれないと思えました。

夕方。病院の近くに勤めている友人がお見舞いに来てくれました。
病院内にはスタバがあるので、
友人と一緒にエレベーターで1Fまで降り、キャラメル・フラペチーノを買って、
病棟の食堂に戻りました。
初めての「遠出」でしたが、苦しくはありませんでした。
友人は同業なので、それぞれの職場の話をして盛り上がりました。


術後4日目。
土曜日だったため、医療スタッフが少ないせいか、静かな一日でした。
暑い日だったので、1Fのスタバや売店に冷たいものを買いに行って
食べたり飲んだりしていると、
ナースからは「病人に見えないですね」と冗談めいて言われるほどでした。


術後5日目。
手術の傷口のテープを貼り直してもらい、
(今回の手術では、傷口は1ヶ所も縫っていなくて、テープで止めてあるだけ^^;)
午前中のうちに退院しました。
たまたま入院を知ってしまった叔母夫婦が迎えに来てくれ、
自宅まで1時間半の道のりを車で送ってくれました。


今回私が受けた胸腔鏡手術は、事務職の方であれば退院翌日からの勤務が可能だそうです。
しかし、私の仕事は身体の負荷が多い仕事のため、
あと2週間自宅療養することになりました。
リハビリとして言い渡されたことは、ただ一つ歩くこと。
肺の機能がまだ戻りきっていないので、歩くことで少しずつ機能回復をしていくのだそうです。
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ミーミー

若いから回復も早いね~
 歩く事で肺の機能回復だね
 少しづつ頑張ってね  
  頑張りの向こうにハワイが待ってるしね♪ マハロ
by ミーミー (2011-05-25 08:41) 

jirorin

ミーミーさん、いらっしゃいませ。
私くらいの年代でこの手術を受けている人が少ないので、
早いのか遅いのか分からないのですが、
1週間足らずで退院できたのには驚きました。
毎日がんばって歩いてますよ^^。
by jirorin (2011-05-25 17:58) 

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