#1 ことの始まり

2009年９月。
突然、職場の庶務に電話で呼び出されました。
行くと、７月に受けた職場の健康診断のレントゲンに異常があるので、
精密検査を受けるようにとのことでした。

その時私は、あまり深くこのことを受け止めてはいませんでした。
実は、健康診断の半年前に人間ドックを受けていて、
その時のレントゲンでは「異常なし」だったのです。

面倒だと思いながらも、職場で精密検査を受ける期限を決められてしまったので、
仕方なく家の近くにある総合病院に行きました。
「異常ありませんよ」という言葉を期待して。


精密検査の前のレントゲンを再度撮ったのは、10月のことでした。
レントゲンの後で診察という流れだったのですが、
１時間以上待たされた後で、診察室に通されました。
ドクターには「やはり右肺に影が見られます。しかし、この程度の大きさで見つかったのはラッキーです。
２週間後にCTを撮って、さらに詳しく影を見たいのですが」　と、言われました。

この時初めて私は、自分にただならぬことが起きていることに気づき、
CTを撮ることに同意しました。

２週間後、CTの画像に写っていたのは、
右肺の端の方に、直径１cmの白い塊が２つ、ひょうたん状にくっついているものでした。
この段階では、その正体が腫瘍か結核等の菌か、肺炎の跡かが分からないということで、
血液検査をしました。
血液検査をした結果、菌の可能性が消えたため、
腫瘍か肺炎の跡かの経過観察をすることになりました。

次回はその後の検査について触れたいと思います。

コメント 12

お帰りなさい＾＾
通院していることも記事にされていたので、
ずっと気になっていました。
オフ会、参加してきました。
ぢろりんさんのブログから繋がった縁なので、
ぜひお会いしたいです。
くれぐれも無理しないでね。
by なっとう娘 (2011-05-16 21:36) 

jirorinさん

おかえりなさい！！
またブログを見せてもらえてすごく嬉しいです＾＾。
色々な事が重なったんですね。
無事に退院されて良かったです。
色々な事がいい方向に行くように祈っています。
by masayon (2011-05-16 22:29) 

おかえりなさい。。
早い段階での発見でよかったですね。。
くれぐれも無理しないでくださいね。。(^-^)

by キャラハン (2011-05-17 06:34) 

若い方＝肺　どうしても結びつかない・・
　
再検査　私も大腸でしました
再検査までの待ってる日数がとても嫌（不安になり）でした
　医者は少しの疑問でもやはり詳しく調べますよね
　　お大事にね　マハロ

by ミーミー (2011-05-17 06:49) 

少しづつ、頑張りましょうね！

何も出来ないので、せめて応援だけでもさせて頂きます。＾＾ｖ
by yoshinorhythm (2011-05-17 09:06) 

なっとう娘さん、いらっしゃいませ。
いろいろと心配をかけてしまったようで、すみません。
納豆スナックが縁で出会った私達。
いつか必ずお会いしたいです。
無理のない程度に、職場復帰に向けてのリハビリをしていますよ^^。
by jirorin (2011-05-17 17:59) 

masayonさん、いらっしゃいませ。
お久しぶりです^^。
この病気とは長い付き合いになりそうですが、
よい結果になることを願って、前に進んでいきたいと思います。
by jirorin (2011-05-17 18:00) 

キャラハンさん、いらっしゃいませ。
この病気は、早期発見することに越したことはありませんが、
先の見えない長い闘いになる場合もあります。
患部を摘出したから、すぐに治るというものでもないし、
まだ最終的な診断も出ていないですから、
このドクターのポジティブな言葉は、
今の私には半信半疑といった状態です。
by jirorin (2011-05-17 18:07) 

ミーミーさん、いらっしゃいませ。
今日の記事にも書きましたが、
肺腫瘍は、60代以上に多い病気らしいですね。
そのため、ドクターは二言目には「珍しい」という言葉を使います。

ミーミーさんは、大腸が引っ掛かったことがあるんですね。
実はぢろ母は、20年前に
大腸がん（ステージⅡ）の手術を受けて克服しています。
祖母も、同じように大腸がん（ステージⅢ）でしたが克服しています。
もし、友達や兄弟や親にがん患者の方がいるとしたら、
なおさら結果が出るまで心配でしょうね。
でも、検診を定期的に受けていれば、
万が一の時に治療が早く進められます。
私達ができることは、定期的な健康チェックでしょうね。
by jirorin (2011-05-17 18:20) 

yoshinorhythmさん、いらっしゃいませ。
ありがとうございます^^。
今回の記事のカテゴリーは「闘病記」ですが、
きっと病気と闘うというスタンスでは、全力で頑張るという感じで、
長い道のりは進めないのではないだろうかと思っています。
のんびりと少しずつ、頑張りたいと思います。
（それでもカテゴリーが「闘病記」なのは、必要な方に私の情報を届けるためです）
by jirorin (2011-05-17 18:26) 

勤めてないばっかりに検診の機会を逸する方もいるそうです。
健康な時は面倒でもなってみるとやっといてよかったと思いますよね。
実は私、甲状腺腫の経過観察中です。
by mau (2011-05-17 19:43) 

mauさん、いらっしゃいませ。
そうでしたか。
私が今回このような事態になっても冷静に手術を受けられたのは、
経過観察中にドクターが上手にフォローしてくれたからだと思っています。

経過観察をしているということは、
万が一の展開になったら、すぐに治療をしてもらえるということ。
不安かもしれませんが、そう思うようにするといいかもしれませんよ。
by jirorin (2011-05-17 20:03)